時間:10時30分~
2023年5月28日日曜日
聖霊降臨節第1主日礼拝を献げました
おかげさまで聖霊降臨節第1主日礼拝を献げました。キリストに示された神の愛の力が今もともにあると喜び感謝するペンテコステ礼拝。聖書の物語の舞台はいよいよ使徒となった弟子たちの宣教へとうつります。
とはいえ使徒たちの宣教のわざは決して安直なものではありませんでした。外見上は苦難に満ち、世の栄達を打ち捨てる中で、キリストに従う道をあるき、体現するというものでした。
しかしながら、教会の交わりが固く結ばれる折には必ず課題や困難と無関係ではおれませんでした。わたしたち各々の祈りに根ざした暮らしもまた然り。これはキリスト者のあゆみが、この世のご利益とはまた質を異にする道であることを同時に示しています。困難を誤魔化すのではなく、困難もまた神の賜物であると祈りのなかで感謝し続けてきたのが教会の歴史だとも申せましょう。
聖霊降臨の示す色は赤。情熱あふれる神の力に支えられて、新しい一週間をともにあゆみましょう。日毎のあゆみに主なる神の愛を祈ります。
とはいえ使徒たちの宣教のわざは決して安直なものではありませんでした。外見上は苦難に満ち、世の栄達を打ち捨てる中で、キリストに従う道をあるき、体現するというものでした。
しかしながら、教会の交わりが固く結ばれる折には必ず課題や困難と無関係ではおれませんでした。わたしたち各々の祈りに根ざした暮らしもまた然り。これはキリスト者のあゆみが、この世のご利益とはまた質を異にする道であることを同時に示しています。困難を誤魔化すのではなく、困難もまた神の賜物であると祈りのなかで感謝し続けてきたのが教会の歴史だとも申せましょう。
聖霊降臨の示す色は赤。情熱あふれる神の力に支えられて、新しい一週間をともにあゆみましょう。日毎のあゆみに主なる神の愛を祈ります。
2023年5月21日日曜日
復活節第7主日礼拝を献げることができました
早くも夏の訪れを思わせる今朝、みなさまの尊いお祈りのおかげで復活節第7主日礼拝を献げることができました。今日は教会暦ではキリストの昇天日、復活したのちに女性たちや弟子とともにいたキリストが天に昇られたとの出来事を記念して定められた日にあたります。キリストが忘れられたのではなく、神の愛による統治が世に実現するときに、再び世に臨むとの理解が教会には伝えられています。
ところで、『マタイによる福音書』の結びでは、復活したキリストを前にひれ伏しながらも弟子の中には「疑う者もいた」と明記されます。しかしキリストはそのような疑いに真剣には向きあわずに世界宣教の使命を委託します。福音書の物語が使徒の働きの物語へと転換する瞬間です。
思えば日本の近現代の文学の殆どは、キリストへの疑いを誇張するあまり、素直に受け入れる道に砂利を撒いてきたようにも思います。思索のなかでは幾らでも疑えますし、それでよいのかもしれません。しかし愛する人を失った方々の傍では、あらゆる饒舌は意味を失います。
死に勝利されたキリストは、わたしたちに大きな宿題を与えられました。それは世に神の平和を実現するという壮大なテーマの宿題です。悲しみに打ちひしがれている人とともに、涙にむせぶ人とともにキリストはともにおられます。そのような交わりを何よりも尊びたく、喜びを分かちあいたく願います。
みなさまの新しい一週間に、主なる神がともにおられますように祈ります。
ところで、『マタイによる福音書』の結びでは、復活したキリストを前にひれ伏しながらも弟子の中には「疑う者もいた」と明記されます。しかしキリストはそのような疑いに真剣には向きあわずに世界宣教の使命を委託します。福音書の物語が使徒の働きの物語へと転換する瞬間です。
思えば日本の近現代の文学の殆どは、キリストへの疑いを誇張するあまり、素直に受け入れる道に砂利を撒いてきたようにも思います。思索のなかでは幾らでも疑えますし、それでよいのかもしれません。しかし愛する人を失った方々の傍では、あらゆる饒舌は意味を失います。
死に勝利されたキリストは、わたしたちに大きな宿題を与えられました。それは世に神の平和を実現するという壮大なテーマの宿題です。悲しみに打ちひしがれている人とともに、涙にむせぶ人とともにキリストはともにおられます。そのような交わりを何よりも尊びたく、喜びを分かちあいたく願います。
みなさまの新しい一週間に、主なる神がともにおられますように祈ります。
2023年5月14日日曜日
復活節第6主日礼拝を「こひつじこども園」と合同でお献げできました
一晩中降り続いた雨の止むなか、今朝は復活節第6主日礼拝を「こひつじこども園」と合同でお献げできました。リモート配信につき断線の影響により動画が中断しました旨こころよりお詫び申しあげます。ただ、その「申し訳なさ」にも増して、お招きしたヴァイオリニストの栗山明弓さん、ピアニストの植田奈津子さんの奏でる音色につつまれながらの讃美礼拝となり、あらためてみなさまのお祈りに感謝申しあげます。
礼拝後にはこひつじこども園PTA総会も開催され、2023年度の園全体の布陣が整った感がありました。
保護者の方々と手を携えて園児さんの保育・養育に全力を傾注してまいります。
礼拝後にはこひつじこども園PTA総会も開催され、2023年度の園全体の布陣が整った感がありました。
保護者の方々と手を携えて園児さんの保育・養育に全力を傾注してまいります。
礼拝堂には園児さん謹製の感謝の贈りものが飾られ、聖日礼拝と相俟って心温まる一日となりました。新年度のあゆみが始まり教会・こども園もひと月半です。多感なこどもたちに神のますますの栄光と祝福を祈ります。
みなさまの新しい一週間に神さまがともにおられますように。
みなさまの新しい一週間に神さまがともにおられますように。
2023年5月7日日曜日
2023年5月14日(日) 父母の日礼拝 予定
ー復活節第6主日礼拝 ー
―父母の日礼拝―時間:10時30分~
場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂
メッセージ=栗山 明弓 氏
主題=「私の母とその薔薇」
聖書=『テサロニケの信徒への手紙Ⅰ』
5章16~18節
(新約聖書379ページ).
讃美=Ⅱ 136,Ⅱ 195.Ⅱ 144.
なお、当日は「父母の日礼拝」につき
外部から奨励担当者をお招きするため、
牧師によるメッセージ収録動画はございません。
当日の礼拝ライブ中継につきましては
こちらのページに掲載しております。
この礼拝ではピアノとヴァイオリンの演奏があります。
残念ながら現状のマイクの性能等により
礼拝の中継に一部不具合が生じる場合が想定されます。
あらかじめご容赦のほどよろしくお願い申しあげます。
復活節第5主日礼拝を献げることができました
おかげさまで復活節第5主日礼拝を献げることができました。激しく降る雨の中、地震による能登半島を中心とした被災地に暮らす方々を忘れないために祈りながらの礼拝となりました。
本日の礼拝では『ヨハネによる福音書』15章で知られる「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」との聖句の解き明かしの課題についてお話をしました。一読すると尤もらしい箇所が、その時々の為政者に前後の文脈を無視された結果、戦争の正当化に『聖書』を使うという事態を惹き起したとの話に始まりました。むしろこの箇所に先行して「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である」との言葉に注目しながら、互いに労わりあい尊びあう関係こそイエス・キリストの使信であると確認しました。
思えばわたしたちの教会では三月、四月、五月と相次いで教会員を天に送りました。祈りのうちにキリストと結ばれ、天に召された方々と世にあるわたしたちが交わりを赦されていることに感謝せずにはおれません。同時に悲しみにあるご遺族に主なる神の深い癒しと慰めを祈ります。
喜びも悲しみも、微笑みも涙も分かちあえる間柄。『聖書』の言葉に根をおろして暮らすその始まりは、その関係性にあります。みなさまの新しい一週間に神さまがともにおられますように。
思えばわたしたちの教会では三月、四月、五月と相次いで教会員を天に送りました。祈りのうちにキリストと結ばれ、天に召された方々と世にあるわたしたちが交わりを赦されていることに感謝せずにはおれません。同時に悲しみにあるご遺族に主なる神の深い癒しと慰めを祈ります。
喜びも悲しみも、微笑みも涙も分かちあえる間柄。『聖書』の言葉に根をおろして暮らすその始まりは、その関係性にあります。みなさまの新しい一週間に神さまがともにおられますように。