教会で執行される礼拝の終わりに献げる祝祷という祈りでは、泉北ニュータウンの場合、父なる神の愛、主イエス・キリストの恵み、聖霊の親しき交わりが「天に召された兄弟姉妹のもとに」との文言を加えています。キリストを通して天的存在となった信仰の先達とも、ともに礼拝を献げているとの願いから始めた祈りです。わたしたちは、天に召された家族や大切な人々、そして残念ながら世にあっては和解できなかった人々とも、ともに礼拝を献げております。 午後の教会墓地には西陽が差し込み眩しさのなかでの礼拝を献げましたが、あたかもそれは復活のイエスと出会った女性たちとともにいのちの光を分かちあうかのようでもありました。三名の教会員の納骨式にあたっても、いずれまた会えるとの充分な確信を授けられました。生の無常ではなく、死の終わりを喜び交わりを深めるのがわたしたちの弔いの究極の姿です。