神学者カール・バルトはナチスによる暴政吹き荒れるなかで学生に「あたかも何事もなかったかのごとく」神の言葉に集中せよと説きました。これは社会的な事柄への関心を排除するのではなく、出来事一つひとつをキリストとの関わりの中で丁寧に見極めるためにも聖書を糧とせよという含みがあります。どれほどの荒波に見えても世の事柄はいずれ過ぎて去っていきます。あまりにも過剰で直接的なコミットメントは心身を過分に消耗させ、神の愛に応じる態度を疲弊させます。
むしろ「最後より一歩手前の真剣さ」という態度で世と向き合い、いつでもユーモアと微笑みと神の恵みへの讃美を忘れずにありたいと願います。その喜びに基づいて初めて、社会にも日常にもふさわしい神の知恵を授かるのではないでしょうか。
新しい一週間が神の恵みに溢れた日々でありますようにと願います。酷暑の折、主イエスの癒しと支えが備えられますように祈ります。
むしろ「最後より一歩手前の真剣さ」という態度で世と向き合い、いつでもユーモアと微笑みと神の恵みへの讃美を忘れずにありたいと願います。その喜びに基づいて初めて、社会にも日常にもふさわしい神の知恵を授かるのではないでしょうか。
新しい一週間が神の恵みに溢れた日々でありますようにと願います。酷暑の折、主イエスの癒しと支えが備えられますように祈ります。