2025年5月18日日曜日

2025年5月25日(日) 礼拝 予定

―復活節 第6主日礼拝―

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂 

  

説教=「人の子イエスの祈り」
稲山聖修牧師

聖書=『マタイによる福音書』6 章5~15 節
(新約132頁)

讃美=308,21-512(326),21-29.

説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。


復活節第5主日礼拝をお献げできました

おかげさまで晴れやかな青空のもと復活節第5主日礼拝をお献げできました。本日の説教のテキストは『ヨハネによる福音書』14章1〜9節に基づき「悩みごとをうけとめるためには」との至極日常的なタイトルのもと、14章10節の「わたしが父の内におり、父がわたしの内におられることを、信じないのか」との箇所に至るまでのイエスと弟子の問答を扱いました。それは人の子イエスの愛が苦難をともにし担うものであれば、わたしたちはイエスを通して神に自らの苦難や辛さを「棚あげ」してもよいのではないのかとメッセージを聴きとったからです。
 

この着想は牧師自らの思いにもよりますが言葉にできた契機は日本基督教団王子北教会の沼田和也牧師の著書『弱音を吐く練習』に依るところが少なくありませんでした。

ライフステージが大きく変わるとき 時にわたしたちはこころを病むこともありますが 本来ならイエス・キリストが癒したはずのこの病に対して概して教会は一線を引きがちです。教会員の方々もその事実を隠して礼拝に出席するか礼拝から遠ざかるかという対応をしなくてはなりません。福音書に記された物語の筋書きとは正反対の方向を教会が向いてしまう場合も十分にあり得ます。

しかし今朝の礼拝では 教義学でいう「相互内在」の解釈として わたしたちは各々の苦しみをキリストに委ね 主なる神に棚あげすることによりその悩みから少しずつ解放されるとのメッセージを授かりました。神さまに献げるのは清らかな魂だけでなく どす黒く腐敗臭のする思い悩みも赦されるとのことばに 説教者自らも砕かれ癒されました。
 

ゴールデンウィーク明けて疲労が溜まる時 過労がこうじて判断に支障をきたす場合もあります。けれどもそのような疲れも失敗も主なる神はすべてご存じです。心病む時にこそ主イエスは癒しの時を備えてくださります。主のなる神の平安のもと新しい一週間を始めましょう。みなさまにキリストの平安を祈ります。

2025年5月11日日曜日

2025年5月18日(日) 礼拝 予定

 ―復活節 第5主日礼拝―

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂 

  


説教=「悩みごとをうけとめるには」
稲山聖修牧師

聖書=『ヨハネによる福音書』14 章1~9 節
(新約132頁)

讃美=21-466(404),520,21-29.

説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

復活節第4主日礼拝をお献げできました

 青葉の季節、おかげさまで復活節第4主日礼拝をお献げできました。
 

 本日は「父母の日礼拝」として こひつじこども園・放課後等デイサービス こひつじの保護者もお招きして オカリナ演奏家佐々木一真先生とマリンバ演奏家可児麗子先生のデュオ「森の詩」による音楽礼拝を執り行いました。礼拝後には こひつじこども園PTA総会を開催し その後には佐々木先生と可児先生を囲んでの懇親会をカフェテリアでもちました。

 オカリナもマリンバも楽器の音色としては近代以前のあたたかな響きがあり それが泉北ニュータウン教会のドーム型天井の音響効果と相俟って音色が天から降り注ぐかのようでした。これは礼拝中継ライブのマイクでは再現できるものではなくリモートワークでご視聴の方々には申し訳なく思いました。

 お二人の演奏に心誘われて身体をリズムに合わせ動かすこどもたちもおり 神讃美の喜びを老若問わず分かちあえたと感じ入りました。
 

 総会後の懇親会では佐々木先生からはもともとトロンボーン演奏者からオカリナ演奏家へと進展された理由 可児先生からはキリスト者としての証しも伺い 集う者みななるほどと篤信(とくしん)を授かりました。

 何よりも礼拝では園児さんのみならず出席者すべてが笑顔で満ちていたのが印象に残りました。準備を担当されお支えを賜った教会員の方々  こひつじこども園・放課後等デイサービス こひつじ関係者の方々には深く感謝申しあげます。

 今週の平日集会には「みのり会」を15日(木)午前10時半から信交室で行います。みなさまにはどうぞご参加ください。

 新しい一週間が始まります。何らかのご事情により静養に励んでおられる方々には主なる神の深い癒しを祈ります。みなさまにイエス・キリストの大いなる祝福がともにおられますよう祈ります。

2025年5月4日日曜日

2025年5月11日(日) 礼拝 予定

  ―復活節 第4主日礼拝―

――父母の日礼拝――

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂 

  
演奏とメッセージ
オカリナ演奏:佐々木一真先生 
マリンバ演奏:可児 麗子先生 

メッセージ=「森の詩(うた)からの調べ」

聖書=『ルカによる福音書』12 章 22~25 節
(新約132頁)

讃美= 312.こどもさんびか132,21-29.

当日のライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。


復活節第3主日礼拝を献げることができました

初夏を思わせる陽射しのもと、おかげさまで復活節第3主日礼拝を献げることができました。
 

本日の礼拝メッセージでは、神の愛の統治のしるしとして「預言者ヨナのしるし」以外には何もあたえられない」と説く人の子イエスのことばをみなでともにしました。

「預言者ヨナ」とは排他的な民族宗教として理解していた当時のユダヤ教指導者のあり方を問う『旧約聖書』の『ヨナ書』に登場する預言者です。ヨナはあるときに主なる神から「都市ニネベ」を救えと命じられますが ヨナはその命令から逃げる途上 船に乗っては嵐に遭い激しい波間に投げ出されます。そして巨大な魚に呑み込まれ三日三晩その腹のなかで過ごします。その後ニネベの街に近い岸辺に吐き出され ニネベに暮らす人々に「悔い改め」を説きます。王から奴隷にいたるまでニネベの人々はヨナのことばのとおりにした結果 ニネベは滅びを免れました。この事態に納得のいかないヨナは神に喰ってかかるというユーモアあふれる物語となっています。

なぜヨナは「ニネベの人々の悔い改め」が気に入らなかったのでしょうか。それはニネベに暮らす人々がかつてのヘブライ人の祖国のひとつである「イスラエル王国」を滅ぼし 仲間を虐殺したり凌辱したりして民そのものを地上から消し去ろうとしたからです。

人の子イエスはその物語を通してイスラエルの民の憎しみの垣根を越えて働く主なる神の愛を語り その愛を証しする救い主について語りました。『旧約聖書』にはこのような諸国の民におよぶ神の愛が記されているのにも拘らず その恵みに気づかない指導者の課題を人の子イエスは突きつけました。

今朝はこの「悔い改め」ということばに代えて「生きなおし」とのことばを用いました。わたしたちはときおりさまざまな限界や失敗のなかで他者だけでなく自らを責める場合が多々あります。しかし主なる神はそのときに応じて「生きなおす」チャンスを必ず届けてくださります。そのチャンスを通して拓かれる祝福にあふれた道をともにあゆんでまいりたいと願います。

ゴールデンウィークにあたるため礼拝出席者は数としては少なめでしたがそのぶん礼拝で献げる「執り成しの祈り」には力強さをひときわ感じました。
 

礼拝後には5月度の「教会の活動を考える会・伝道委員会」を設け 出席者ができる範囲での議題を話しあいました。もちろん5月11日に控えている「父母の日礼拝」の備えも含めての協議もいたしました。

みなさまの新しい一週間 新しい月に主なる神のますますの祝福を祈ります。