2021年5月30日日曜日

聖霊降臨節第2主日礼拝をお献げできました。

みなさまの尊いお祈りのおかげで、聖霊降臨節第2主日礼拝をお献げできました。梅雨の季節にも拘らず青空に恵まれ、初夏の風の中執り行えましたこと感謝申しあげます。

緊急事態宣言発令延長に伴い、対面式の聖日礼拝の執行は、もう少し先となります。教会にもみなさまにも暫く忍耐が求められますが、今は各々の場での礼拝を大切にいたしましょう。

ライブ配信式の礼拝は、時に動画や音声が停止したり跳んでしまうことがあります。膨大なデータが配信システムの許容量を超えた場合に起きるとされ、教会によっては光回線を用いるところもあります。

しかしながらなぜ配信システムの許容量を超えるまでのデータとなるのかが分からない中、ある教会員のご助言が心に響きました。

それは「礼拝が無事中継できているかスマートフォンで確認しようとするから、それぞれの機材で通信データ量の奪い合いが起き、その結果配信動画が跳んでしまうのではないか」という内容でした。

この指摘を受け、本日の礼拝ではスマートフォンでの配信チェックを控えて執行に臨みました。

執行後に配信動画を確認いたしますと、なるほど、動画や音声の跳びがかなり少なくなっていました。

ガリラヤ湖での出来事。イエス様を見つめて舟からあゆみ出したペトロが、不安のあまり目をそらして足もとに気をとられたあまり、波に足を取られて溺れそうになったとの福音書の記事を重ねました。

今週からカレンダーは五月から六月へと変わります。新型コロナ感染症対策に基づく緊急事態宣言は必ず解除されます。対面式の聖日礼拝の再開の際には、教会緊急連絡網でお知らせいたします。

100年に一度と言われる困難ですが、その先には聖日礼拝の尊さを知りぬいたわたしたちの祈りが響きます。みなさまの新しい一週間に、神さまのあふれる祝福と支えがともにありますように祈ります。

2021年5月23日日曜日

ペンテコステの礼拝を、中継ライブ礼拝により献げました。

聖霊降臨節第1主日礼拝、ペンテコステの礼拝を、今年は中継ライブ礼拝により献げました。


緊急事態宣言下、変異株が従来のウイルスに代わって猛威を振るう大阪府です。その中で日常の交わりが分断され途方に暮れる方々を支えるために、キリストは神の愛の力を世に送り、いのちの息吹を新たに注がれています。それを聖書では風や火に重ねながら聖霊と呼びます。

聖霊の力は今もわたしたちに備えられたキリストの力です。
 

本日は礼拝後に、昨年に天に召された教会員の納骨式を執り行いました。墓地とは聖書によれば神の国にいたる凱旋門です。世にいかなる苦難があろうとも、キリストの勝利は疑問の余地がありません。みなさまの新しい一週間に、聖霊の支えが豊かに臨みますように祈ります。
 

 

2021年5月16日日曜日

本日はキリストの昇天を覚えて礼拝を献げました。

梅雨を思わせる雲行きの中、本日も礼拝中継を実施の中、みなさまと礼拝を献げることができました。通信環境に課題のある場合には、すでに作成しているメッセージ動画をお用いください。
   

それにしても変異株が次々と上陸・感染拡大しては人々のいのちや暮らしを脅かしています。先行きの見通しの混沌とした時代にイエス・キリストの光を仰がずにはおれません。

本日はキリストの昇天を覚えて献げた礼拝でした。次週の聖日礼拝は聖霊降臨日。キリストを通して授かった愛と勇気に背中を押されて、弟子が「使徒」としての出発を祝う礼拝です。

使徒には各々強烈な個性が秘められ、時には火花を散らしながらも、結果として神の愛による平安が次々と実ってまいります。それは今日にまで続く教会のあゆみにつながっています。
 
今こそ神さまから知恵を授かり事柄の真贋を見抜く力が求められています。時代の風に惑わされず、また人と較べずにあゆみ、嘆きとよろこびをともにできますように。

みなさまの新しい一週間に、神さまの愛が満ちあふれますよう祈ります。




2021年5月9日日曜日

創立五十周年記念礼拝をLive 中継を通してお献げできました。

栄光在天

初夏を迎える候、泉北ニュータウン教会では創立五十周年記念礼拝をLive 中継を通してお献げできました。礼拝の執行にあたりお祈りをいただいた教会員また関係者の方々には厚く御礼申しあげます。
礼拝説教には渡辺敏雄牧師、そして礼拝堂内には教会と歩みをともにしてきた「こひつじ保育園」のフォトギャラリーが展示されました。また、フィラデルフィア日本人キリスト教会からお祝いの花束を贈呈されました。


コロナ禍にあって尊い記念をお祝いし礼拝を献げる中、「時の徴」を覚えずにはおれませんでした。あらゆるところで生命が脅かされながら、世の政治は「生存を守るため」との言葉を口実にさまざまな規制をわたしたちの暮らしにもたらしています。その叫びが虚しくこだまするほどに、本当に支援の必要な方々が見捨てられていく。そのさまに魂が痛みます。

聖書のメッセージで大切にされるのは、全てのいのちが神さまに祝福され、かぎりをもちながらも、だからこそ尊ばれるとの喜びに満ちた知らせです。わたしたちのいのちにはかぎりがありますが、同時に神さまに祝福され、歴史を重ねていくというありかたです。神さまの愛が世の終わりに全てのいのちをつつみこむ、という終末への信頼があります。その信頼は、復活という出来事に実現されていきます。
教会員一人ひとりがキリストを指し示す器としてますます用いられますよう、今の時代に祈らずにはおれません。キリストから委託された神の愛の宣教のわざが完成したところで、初めて世の終わりが来ると聖書にはあります。その確信に立ち、すでに主なる神のもとで平安を備えられている方々とともに、今の世に希望の光を灯してまいりましょう。
みなさまの新しい一週間に、神さまがともにいてくださりますように祈ります。

         主にありて

2021年5月2日日曜日

創立50周年記念礼拝のお知らせ (ライブ中継礼拝です。礼拝堂での対面式礼拝はございません。) 

2021年5月9日(
10時30分~11時30分
緊急事態宣言発出下のため、
中継ライブ礼拝です。
説教:「キリストの体としての共同体」
渡辺敏雄牧師

聖書:エフェソの信徒への手紙4章1~16節

讃美歌:15, 234A, 544.
可能な方は讃美歌をご用意ください。
ご用意できない方もお気持ちで讃美いたしましょう。

中継ライブ礼拝動画のリンクは、
「こちら」をクリック、またはタップしてください。
(動画にアクセスした際に、「制限付きモードが有効になっているため、この動画は再生できません」という旨の表示が出る場合があります。その際は、YouTubeの制限付きモードを無効(オフ)にしてください。
方法は、こちらのページをご覧ください。パソコン・Androidスマホ・iPhoneとiPad用のメニューがあります。動画中継より前の設定変更をお勧め致します。)

【説教要旨】
何を建てるにしても基礎は重要であります。キリスト教では当然イエス・キリストが基礎であります。如何に基礎を強く造るかが自然災害において建物を崩壊から免れる大条件となります。キリスト教の起工式では多くの場合聖書が建築場所の土の中に埋められます。創立40周年記念として計画した教会とこども園の起工式でも聖書を埋めました。それはイエス・キリストが建物の基礎であり、土台であることを比喩的に表現しています。では私たちの人生の基礎はどこにあるのでしょうか。それは建物と同じようにイエス・キリストであります。私たちの信仰をイエス・キリストという基礎でしっかりと築いていきましょう。いかなる人生の嵐にも崩壊しないために。


2021年5月2日 復活節第5主日礼拝を献げて

昨日から雷と強風に見舞われる候となりました。みなさまにはいかがお過ごしのことでしょうか。

本日の中継ライブ礼拝では牧師の責任により機材の操作がよろしくなく、みなさまにはとんだご迷惑をおかけいたしました。まことに申し訳ございませんでした。

しかしその中でも豊かにされたお話をいたします。

緊急事態宣言の最中、教会でリモート礼拝を献げる場合、牧師によるワン・オペレーションの場合が概して多いものです。牧師は誰もいない礼拝堂で機材を操作し礼拝をひとり献げる場合が殆どです。孤独といえば孤独なわざです。

しかし本日は幾人かの関係者がスタッフとしてわざわざお越しくださり、機材操作を担当してくださりました。いわば毎回が実験でもある中継礼拝ですが、まことに心強く感じました。

いつ・どのような場合でも、試行錯誤はありますが、今回は「決して牧師を一人にはさせない」との支えを深く感じました。教会の招きと支えなしに牧師の祈りとわざはあり得ません。深い感謝の念につつまれながら、コロナ禍の中でもキリストを中心にした交わりが備えられていることに嬉しさを禁じ得ません。

今回の礼拝メッセージについては、別撮りの動画をご視聴くださいますようみなさまにお願いするとともに、試行錯誤を恐れぬ態度が主によって賜物として整えられていると深く感謝する一日でした。

みなさまの新しい一週間を、神さまがますます豊かに祝福されますように。