2021年12月26日日曜日

2022年1月2日(日) 礼拝予定

-降誕節第2主日礼拝-

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂

説教=「神の御子の親離れ」
稲山聖修牧師

聖書=「ルカによる福音書」2章41~52節
(新約聖書104ページ)

讃美=121, 122, 544.


説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

今年一年の聖日を全うする礼拝をお献げできました

おかげさまで今年一年の聖日を全うする礼拝をお献げできました。寒風吹き荒ぶ中神様に招かれてお越しになった教会員の方々、今朝はパソコン付属のカメラでの中継にて「大丈夫かな」とご心配を賜りながらもご家庭・ご自宅で礼拝をお献げくださった方々に深く感謝申しあげます。


2021年は昨年に続いて新型感染症対策上の工夫を試行錯誤しながらの礼拝となりましたが、秋口あたりから安定した中継配信が可能となりました。

奇しくも本日の説教のテキストは東方から訪れた三人の博士の箇所。「ユダヤ人の王はどこにおられますか」と博士は目の前のヘロデ王に問いかけます。その問いには悪意などまったくなく、まことの王は飼い葉桶にお生まれになったイエス・キリストであるとの真理と堅く結びあっています。

富を貪る立場にいたヘロデ王とは異なり、まことのユダヤ人の王が飼い葉桶で神の平安を輝かせていた記事を思うにつけ、寒空の最中にうち震える人々とともにおられたその生涯の始まりがクリスマスであると確信します。嬰児はやがて成長し、ヘロデ王らからは人の数には入らぬとされた人々と交わりを深め、その苦しみをともにされていきます。そしてその生涯は十字架での死に終わらす復活をもって全うされます。

「真理はあなたたちを自由にする」との言葉どおり、博士たちはヘロデ王の謀略から解放されたあゆみとともに故郷への道を急ぎました。

まことの自由とは何か、まことの解放とは何か。神の言葉に問い尋ねながら、主の年2022年を迎えたく存じます。クリスマスは新年六日まで続きます。みなさまにメリークリスマス、そして慶き新年の訪れを祈ります。みなさまには主の癒しと支えの御手が十全に備えられますように。

2021年12月19日日曜日

2021年12月26日(日) 礼拝予定

-降誕節第1主日礼拝-

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂

 

説教=「真理はあなたたちを自由にする」
稲山聖修牧師

聖書=「マタイによる福音書」2章1~12節
(新約聖書2ページ)

讃美=119, 111(1,3,4), 545.


説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

クリスマス礼拝をお献げできました

待降節第4主日の今朝、みなさまのお陰でクリスマス礼拝をお献げできました。
 


飼い葉桶という、この世界の片隅に産声をあげた神の子の光が、すべての被造物をつつむ最中にあって、泉北ニュータウン教会は創立50周年目のクリスマスを迎えました。
 


聖日礼拝の後には教会学校がクリスマスページェントを行い、あらためてクリスマスの出来事を追体験する機会を得ました。
 

私どもの教会は今年度はキャンドルライトサービスを行いません。これは感染症対策だけではなく祝祭気分に世が浮かれる中で起きるさまざまな悲しい出来事から教会関係者を守るという状況即応的態度があります。

同時に私たちには神様から飼い葉桶の主に示された神の愛の証しが求められています。
 

わたしたちの暮らしはこの世界の片隅での出来事に過ぎませんが、その只中でキリストが世に遣わされた出来事を通して神の愛を証しする役目を再確認いたしました。

みなさまにはクリスマスの主なる神の愛が豊かに注がれますよう、また新しい1週間に神のますますの恵みが臨みますよう祈ります。

みなさまのお祈りに重ねて感謝しつつ



2021年12月14日火曜日

2021年12月19日(日) 礼拝予定

降誕前第1主日礼拝
-クリスマス礼拝-


時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂

 

説教=「いのちの光輝くクリスマス」
稲山聖修牧師

聖書=ルカによる福音書 1章39~56節
(新共同訳 新約100ページ)

讃美=103, 107, 109.


説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

2021年12月12日日曜日

待降節第3主日礼拝をお献げできました

お陰さまで待降節第3主日礼拝をお献げできました。アドベントクランツには第三のろうそくが灯され、天の御使いの声に促されて嬰児イエス・キリストのもとへ進む羊飼いに思いを馳せました。コロナ禍は小康状態になっているようですが、クリスマスが年末と月末の繁忙期にエアポケットのような祝祭気分として世に受けとめられ、却って気を引き締めなくてはと背筋を正す候です。


ところで灯されたろうそくの灯りを消すとき、みなさんはどのようにされますか。金属製のカップを被せたり、息で吹き消したりとさまざまでしょう。
 

牧師はろうそくの芯をつまんで灯を消しています。決して真似すべきではありませんが、ろうそくの灯は芯の下からつまむとそれほど熱さを感じず、火傷もせずに消すことができます。

もちろん気持ちを一定の間集中させなくては大事にいたります。よく灯りを見つめてタイミングをはかる必要があります。
 

この片付けの作業を通して考えるのは、いのちの灯には畏怖が伴うところです。いのちへの畏怖のない喧騒の中で多くの人が孤独やひもじさの中に佇んでいます。絶望の中いのちへの畏怖を忘れて他人や自分のいのちを軽んじる事件が後を絶ちません。触れてはいけない瞬間をはらむがゆえの尊さ。キリストの誕生物語には「処女懐胎」として表現されてきたいのちへの畏怖があります。その畏怖の念を大切にしながら、クリスマスの聖日にむけてあゆみたく存じます。
 

みなさまにクリスマスの主がともにおられ、神さまの恵みが新しい1週間にもともにありますよう祈ります。

2021年12月5日日曜日

2021年12月12日(日) 礼拝予定

降誕前第2主日礼拝
ー待降節(アドベント)第3主日礼拝ー

時間:10時30分~

場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂

 

説教=「隠された神の愛が花咲くとき」
稲山聖修牧師

聖書=「マルコによる福音書」1章1~8節

讃美=讃美歌第二編112,96,545.


説教要旨・動画、ライブ中継については、
12月11日(土)までに
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
掲載いたします。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

待降節第2主日礼拝をお献げできました

お陰様で待降節第2主日礼拝をお献げできました。アドベントクランツには第二のろうそくが灯され、飼い葉桶に生まれたイエス・キリストに思いを馳せました。まだまだコロナ禍には油断はできませんが、それでもともに集う礼拝を今の季節に献げられるのは感謝とよろこび以外の何ものでもありません。
 

さて、嬰児である主イエスがおられたのは厩舎であったとの話ですが、この話を一聞いたしますと、なんと不衛生な場所にお生まれになったのかと驚くほかありません。けれども細菌学の見地からすると必ずしも不衛生ばかりとは言えない一面が浮かびます。
 

発酵食品の製造には酵母菌や納豆菌などが欠かせないように、厩舎にもさまざまな常在菌がおり、それらが飼い葉桶の嬰児を温め身体を守っていたかもしれません。とすれば、そのような常在菌の棲家となった藁をたくさん準備したのは、目に見える宝を何も持っていなかった羊飼いたちだということになります。
 

救い主イエスの身体を温めて母マリアと父ヨセフを人間的な悩みから清めたのは、羊飼いと目に見えない生命の働きだとするならば、何でもかんでも除去し排除することが清潔だとするわたしたち現代人への強烈な一撃となり、いのちの創造主でもある神からの問いかけとなります。

すべての生命から祝福されるクリスマスの出来事。そしてその出来事を待ち望むアドベント。わたしたちも視野を豊かに広げてこの時を過ごしたく存じます。みなさまの新しい一週間に、クリスマスの主の恵みが豊かに臨みますように祈ります。