巷ではサッカーのワールドカップで話に花が咲いているようです。ポジションの決まっている野球とは異なり、サッカーは相手の出方を先読みしながら11人の選手各々がその特性を発揮して縦横無尽にグラウンドを駆けめぐらなくてはなりません。Jリーグが発足してから31年を経て、ようやく日本チームも柔軟さを体得してきたようにも思います。
しかしわたしたちが忘れてはいけないのは、プロという名が入る以上、スポーツもまた「ショービジネス」の域に留まるという点です。脚光を浴びる選手時代を終えたのちの、引退後の生活は決して楽ではないと聞きます。過去の名声におもねるあまり、その後に身を持ち崩す余生も数知れません。
コロナ禍に配慮しながらも、今年の待降節での教会のわざがますます祝福され、予期せぬ壁にあたっても柔軟に向き合い、養いにできますようお祈りください。
みなさまの新しい一週間に、主なる神がともにおられますように祈ります。