2025年11月2日日曜日

「永眠者記念礼拝」「墓前礼拝」を執り行いました。

おかげさまで本日教会では午前には永眠者記念礼拝 「教会の活動を考える会・伝道委員会」をはさんで「泉北ニュータウン教会墓前礼拝」を執り行い さる教会員の納骨式を執行いたしました。
 

わたしたちの教会の祝祷の冒頭には「主なる神のみもとに安らう兄弟姉妹とともに」との文言を加えています。それはイエス・キリストを通して育まれる交わりとは世にある者のみならず 天に召された者とも ともに神の恵みを讃美しているとの思いから生まれています。

概して在来の日本にある宗教では大切な家族を失った悲しみや痛みを「忘れよう」とする態度に力点が置かれている模様ですが 『聖書』に立つわたしたちの信仰は 譬えいかなる最期を迎えたとしても世にある生涯を「まっとうした」と捉えます。そして世にある生を新しい復活のいのちへと結びつけ 深く心に刻みます。もちろん死に伴う絶望や痛みや苦しみは避けられませんが その苦難を十字架刑に処せられたイエス・キリストが担ってくださったとの理解に立ちます。
 

本日は天候にも恵まれ 墓前礼拝の行われた堺公園墓地には多くの方々がお集まりくださりました。

密度の濃い一日のプログラムでしたが さしたるハプニングもなく久しぶりに集った方々の喜びは何ものにも代え難い宝となりました。

死はいのちへの転換点であるとの理解を参列者とともにし 再会の時を楽しみにしました。

みなさまの新しい一週間に 死をも乗り越えるいのちの主イエス・キリストの祝福と平安とがともにありますように祈ります。次週聖日には幼児祝福式礼拝が控えております。こちらも覚えてお祈りください。