主の御名を讃美いたします。
11月8日の聖日礼拝では幼児祝福式を執り行い、式中では八名の幼な子が神さまのあふれる祝福を授かりました。
イエス・キリストに触れるために、人々はこどもたちを連れてきましたが、弟子はそのような人々を叱りつけました。しかしキリストはこれを見て憤り、こどもたちを抱きあげ祝福されたと福音書には記されています。
こどもたちの純心な眼差しは大人の背中を冷静に見つめています。そしてその是非を問わず味わった体験を決して忘れません。
困難な時にあって忘れられたり、虐待を受けるこどもたちがいることを決して忘れてはいけません。必要な保護を受け、その中で深い愛情のもとで養育される権利がこどもたちには神から与えられています。また、さまざまな特性をもつこどもたちが、その特性をすり減らすことなく生きられる世の中を形成するのもまた、大人の大切な役目です。
コロナ禍を始めとし、困難な時代ではあります。しかしその中で混沌とした世にキリストに従う道を備える責任を教会が重んじるよう、みなさまも是非お祈りください。貧困や暴力から解放されて、世界がこどもたちの笑顔でつつまれますように祈ります。