春の風のなか道端にタンポポ咲く候となりました。みなさまのお祈りのおかげで受難節第2主日礼拝を献げられました。
堺ではいのちの芽吹く季節というのに、ウクライナでは多くのこどもたちが天に召され、怪我を負い孤児となっています。実に悲しくやりきれない思いを十字架へとあゆむキリストの生涯に委ねて、ウクライナにもロシアにも神の平和が実現するよう会堂での礼拝でもリモート礼拝でもともに祈りました。
わたしたちの暮らしもこの世界史的事件と無関係ではありません。折からのコロナ禍に上乗せされてロシアを孤立させるはずの経済制裁の剣が、わたしたちの暮らしにも及んできます。一握りの政治的指導者たちの面子のために数知れない無名の民が苦しまなくてはならない不条理に涙ばかりが流れます。けれども神の愛は人の目論見や誘惑全てに勝利し虐げられた者を救い出してくださります。
年度末を前にして多忙な中にもキリストの導きは備えられています。新しい一週間、みなさまとともに主なる神がともにおられますように、そして地球から争いがなくなりますように、ご一緒に祈りつつあゆみましょう。