みなさまのお祈りのおかげで、昨日は聖霊降臨節第13主日礼拝を献げることができました。昨日は百葉箱の中でさえ摂氏36度となり、暦では立秋を越えてなお酷暑が続いている具合です。しかしそれでも尊いご奉仕により主なる神を讃美できました。
幼いころ、また神学生の頃、わたしは礼拝には「這ってでも出席しなさい」と言われたものでした。このことばからは礼拝の大切さを痛感すると同時に「礼拝に出席して万が一の大事があったらどうするのか。礼拝出席者の健康状態はどうでもよいのか」との反発も覚えました。
政治的弾圧を意に介せずならともかく「撃ちてし止まむ」の精神が礼拝にふさわしいかどうか甚だ疑問です。お身体がすぐれない場合にはリモートワーク礼拝もありますので、ぜひお用いくださりますように。同時に、通常礼拝でこそ味わえる出会いの醍醐味もあります。こちらにもぜひお越しください。
神の御前に立つ清々しさと軽やかさを尊びながら、悩めるときの強き助けとしての頼もしさを分かちあえればと常に願っています。暑さが収まるのを一日も早く待ち侘びながら、みなさまの日々が「主の安息」の木陰に憩い、機を見て歩みを進めることができますよう祈ります。お互いに身体を労わりながらキリストの足跡をたどる一週間となりますように。