2024年10月27日日曜日

2024年11月3日(日) 礼拝 予定

 ―降誕前 第8主日礼拝―

――永眠者記念日礼拝――

時間:10時30分~説教=「見えざる墓碑が示すいのちの道」
稲山聖修牧師

聖書=『マタイによる福音書』23 章 25~34 節
(新共同訳 新約 46頁)

讃美= 21-575,496,21-29(544).

説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

降誕前第9主日礼拝を献げることができました

本日もおかげさまで降誕前第9主日礼拝を献げることができました。こころより感謝申しあげます。
 

「体を殺しても魂を殺すことのできない者どもをおそれるな」とは本日の聖句の一節です。人の子イエスはこの語に続けて「ローマ総督を恐れるな」ですとか「ローマ皇帝を恐れるな」とは語らず、1アサリオン(現代では100円程度)で食用に販売されていた雀を示して、二羽1アサリオンで販売されている雀でさえ、父なる神の支えで人の手の届かないところを羽ばたいているとの話を引用して弟子を励ましている様子に想いを馳せました。
 

神の愛は社会の上部構造を撃ち破るのではなく、まことに小さなわたしたちの日常を祝福し支えてくださるとのメッセージを聴きとることができます。そのわざがどのように小さくても、また人目につかなくても、神の眼は見逃しません。

「神の愛の証し」というと、つい名声を伴う立派な行いをイメージしがちなわたしたちですが、実はその想いこそがすでに人の尺度によって歪められていると言えます。わたしたちは世間に見せびらかすのではなく、ただただその人のために試行錯誤を繰り返しつつ、何がよいのかと日々思い悩みながらチャレンジするのです。

神の愛の源はすべてのいのちの源であり、その総体はイエス・キリストの十字架と復活にいたるまでの生涯と教えをたどった結果に明らかになります。
 

一昨日から昨日にかけて、 こひつじこども園ではお泊まり保育が行われ、本日は教会を会場にして「たけしろみんなの食堂」が開催されました。こども園に関わる職員の先生方、「たけしろみんなの食堂」を支える方々、「放課後等デイサービス こひつじ」につどうこどもたちと職員の方々に主なる神の恵みがますますそそがれますように。そして新しい月をまたぐこの週を生きるみなさまに、イエス・キリストの導きがありますよう祈ります。今週も恐れず堂々と歩みましょう。

2024年10月20日日曜日

聖霊降臨節第23主日礼拝を献げることができました

おかげさまで、本日は聖霊降臨節第23主日礼拝を献げることができました。本日は『ヨハネによる福音書』3章16節を掲げ特別伝道礼拝を献げました。お招きしたのは福音歌手の安田美穂子さんとピアニストの川島洋一さん。さまざまな讃美歌で礼拝堂をつつんでくださり神の愛に祝福されたいのちの尊さに感じ入りました。
 

歌の合間には安田美穂子さんの証しのメッセージも挟まれ、集う人と深い共感がともにされました。

礼拝後の交わりの会で交流の時を持ちました。礼拝に集った方々と共通する出会いや接点が想像以上に多く、ご本人も驚いておられました。
 

気候はすっかり秋めいてまいりましたが、湿度の高い日々も続きます。どうも人の手には負えない大きな力のなかでこの地球は動いている模様です。悲しむ人や嘆く人とともにあゆみ、変化に富む時代に変わらざるキリストの恵みを示してまいりたく存じます。
 

みなさまの新しい一週間に、主なる神への讃美と喜びがともにありますよう祈ります。

2024年10月27日(日) 礼拝 予定

―降誕前第9主日礼拝―

時間:10時30分~
説教=「すべてのいのちの源である神の愛」
稲山聖修牧師

聖書=『マタイによる福音書』10 章 28~33 節
(新共同訳 新約 18頁)

讃美= 495,21-404(213),21-24(539)

説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

2024年10月13日日曜日

2024年10月20日(日) 礼拝 予定

―聖霊降臨節 第23主日礼拝―

―特別伝道礼拝―

時間:10時30分~

 

説教=「たとえ雨風にさらされても」
稲山聖修牧師

聖書=『ヨハネによる福音書』3 章 16 節
(新共同訳 新約 167頁)

讃美= 安田美穂子さん

会衆讃美=312(1 節のみ).Ⅱ 157(1 節のみ),
21 ‐ 24(539)


ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

聖霊降臨節第22主日礼拝を献げることができました

おかげさまで、本日は聖霊降臨節第22主日礼拝を献げることができました。十月の晴れ渡る青空のもと、礼拝に招かれましたことこころより感謝申しあげます。
 

本日は神学校日礼拝。大祭司カイアファによる人の子イエス殺害のはかりごとは、イエス殺害に留まらず、大祭司の考え方を露呈させてしまいます。

その考えとは「個人なき集団への隷従」です。表向き一つの民や国民のために個人のいのちが犠牲にされても止むなしだとの発言の裏には、集団を隠れ蓑にした力ある者の保身の意識がありありと浮かびます。

しかしそのような権力を背景にした殺害の意志に対して、キリストの復活の出来事が立ちはだかりその終わりを告げます。キリストは十字架で殺害された後に復活され「ほかならぬこの人のための奉仕」を大原則とした伝道の力の源となるからです。
 

次週の礼拝は「特別伝道礼拝」として安田美穂子さんをお招きしての讃美礼拝となりますが、安田さんの歌声につつまれて天に召されていかれた教会員がわたしどもの群れにもおられます。

キリストに示された「ほかならぬこの人のため」の奉仕は時を超えてわたしたちに託されている神の愛のわざでもあります。

十月から一二月までの期間は教会の奉仕のわざがますます祝福される時期でもあります。奉仕にあたる方々が疲れないためにもみなで祈り支えてまいりましょう。

みなさまの新しい一週間に主なる神の祝福がますます臨みますよう祈ります。

2024年10月6日日曜日

2024年10月13日(日) 礼拝 予定

  ―聖霊降臨節 第22主日礼拝―

時間:10時30分~

 

説教=「このひとりのために」
稲山聖修牧師

聖書=『ヨハネによる福音書』11 章 45~54 節
(新共同訳 新約 190頁)

讃美= 
519,21-520(403),21-24(539)


説教要旨・動画、ライブ中継については、
教会ホームーページの
「今週の礼拝説教」のコーナーに、
礼拝前日の夜までに掲載します。

なお、ライブ中継がご覧になれない場合は、
説教動画の方をご覧頂きます様、
お願い致します。

聖霊降臨節第21主日礼拝を献げることができました

おかげさまで、本日は聖霊降臨節第21主日礼拝を献げることができました。みなさまのお祈りとお支えに深く感謝申しあげます。
 

『ヨハネによる福音書』では青年ラザロの葬りに姉妹のみならずユダヤの民が深く悲しむなか、人の子イエスも深く憤りつつ興奮して涙を流す様子がリアルに描かれています。この場に記されたイエスは悟りを開いた者としてではなく、弟子たちが浅薄な理解のなか敵視していた人々と涙を流すなかで「涙の共同体」を形成していく様子を窺えるかと存じます。

世界聖餐日・世界宣教日礼拝として本日の礼拝は献げられましたが、世界をあまねく観るのみならず、わたしたちは奥能登の豪雨を始め日常のいたるところで「涙も枯れ果てた」無表情な悲しみに触れ、またわたしたち自らもそのような悲しみをどこかで味わってまいりました。そのような状況でのイエス・キリストの涙は、悲しいときや辛いときには「涙をこぼしてもよいのだ」とのあたたかさを示しているように思います。相手が信頼できる場合にのみ、わたしたちは安心して涙を流せるのです。

その悲しみの涙はやがてはラザロの甦りの出来事のなかで、キリスト自らの復活をさし示す輝きを帯びはじめます。涙を流すことは決して恥ではないのです。キリストはその涙を喜びへと向けていきます。

やがてその涙は神の統治が世に訪れるときには拭われてまいります。その喜びをめざして神の愛を証ししてまいりましょう。
 

礼拝後には役員会が開催され、教会バザーを含めて11月の予定と教会墓地のありかたを始め建設的な議論が交わされました。

晴天のもと行われた、こひつじこども園の「あそBOフェスタ」と土曜保育、放課後等デイサービスに続く聖日礼拝と午後のはなしあいを大切にしていただいた教会員の方々、また礼拝にご出席を賜ったりリモートにてご視聴くださった方々には厚く御礼申しあげます。新しい一週間に主なる神の祝福がますますありますよう祈ります。