2025年9月28日日曜日

聖霊降臨節第17主日礼拝を献げることができました

おかげさまで聖霊降臨節第17主日礼拝を献げることができました。泉北ニュータウン教会では出張の牧師に代わり吉村厚信補教師による説教が行われました。礼拝の司会はすべて教会役員が担当してコロナ禍以前の体制が教会の聖日礼拝として整えられたこととなります。
 

吉村厚信補教師は1982年に同志社大学神学部を卒業しその後一般企業に就職され、その後大学院神学研究科博士前期課程に進まれました。

一般常識の酸い甘いを噛み分けた上での礼拝で語られたのは『コリントの信徒への手紙Ⅱ』12章1〜10節をテキストとした「弱さ」を軸とした説教でした。

強さばかり求める者はやがて人々の交わりに分裂をもたらすか、または慢心のなかで時が止まったかのような変化を拒むあり方に固執するほかありません。しかし使徒パウロはその弱さを通してこそ偽りのない交わりが育まれると説きます。それは他ならぬ人の子イエスの生き方と直結しています。
  

次回礼拝から10月を迎えます。特に次週聖日は『世界聖餐日』。弱さに潜むイエス・キリストの恵みは飢えや病に苦しむ人々と食を分かち合い、いのちの糧をともにされます。

吉村厚信先生に心よりの感謝を献げます。新しい一週間 新しいひと月のみなさまの歩みに 主なる神の祝福がますます豊かに臨みますよう祈ります。