おかげさまで待降節第2礼拝を献げることができました。クランツの2本目のロウソク点灯は中学生。おそらく歴史的にはかの時代のマリアとほぼ同年齢かと思います。しみじみと温かな礼拝の始まりでした。
メッセージでは彼の時代に衛生観念は特権性を帯び 律法学者が手を洗わずに食事をしようとする様子を見咎めるとの箇所から故・中村哲医師の活動に触れつつ みどり児イエスの置かれた場所に触れました。現代人の衛生観ならすれば最も遠ざけたいところに救い主がお生まれになった点を踏まえ キリストに出会うとはわたしたちの暮らしにどのような変容を及ぼすのか?と互いに問いかけました。
礼拝中継の途中 献金のお祈り以降マイクの断線の影響で音声が届かなくなった旨お詫びします。コロナ禍の最中に整えた設備も古くなりました。
本日は12月7日。日付変更線をまたげばハワイ州の軍港を日本海軍が奇襲攻撃し マレー半島では日本陸軍が上陸作戦を展開し始めた日でもあります。然るに日本はそれまで11年間に及ぶ戦争を極東の大陸で続けていたことに触れる人は今も少ないところです。
ウィークネスフォビア(弱者憎悪)が蔓延するこの時代だからこそ 無力な赤ちゃんの姿に身をやつして生まれた救い主の誕生を待ち望む日々を大切にしてまいりたく存じます。
とりわけご家族を天に見送り悲しみに暮れている方々に 主なる神の深い慰めと癒しを祈ります。みなさまにクリスマスの主の祝福が豊かにありますように。

