2025年12月28日日曜日

降誕節第1主日礼拝を献げることができました

おかげさまで本日2025年降誕節第1主日礼拝を献げることができました。「いのちの御言葉われらを見捨てず」と題し ヘロデ王やローマ帝国によるフェイクをうち破る神の言葉としてのイエス・キリストの誕生をヘロデ王の振舞いと比較してメッセージを紡ぎました。
 

暴力や政治的圧力ではなくアブラハムの神は言葉によって苦しむ人々に働きかけました。『旧約聖書』はその物語の集大成とも呼ぶべき書物。その物語の完成としてイエスは世に遣わされました。

世の言葉とは異なり 神の言葉は真理であり 虐げられた人々に絶えず道を拓き 逃れの道を備えます。

それは現代にも深く響き渡る言葉です。人々が暴力への「沈黙の加担者」へと流されるなかで 教会には神の言葉を語り証しする責任があります。それは神の愛のわざによる交わりを広げる営みでもあります。
 

礼拝の後には教会の大掃除を行い 新年への心身の備えをいたしました。

昨日12月27日には当教会の牧師として尽力された渡辺敏雄牧師の納骨式を執行しました。今年は泉北ニュータウン教会には大きな節目となる一年でした。

教会の暦ではまだまだクリスマスの季節が続きます。けれども東アジアでは新たな年を迎える祝祭がいたるところで行われます。みなさまの年末年始が主なる神の祝福のもと迎えられますよう祈ります。来たる年がキリストのますますの祝福のもと始まりますように祈ります。