おかげさまで本日は復活節第7主日礼拝を、キリストの昇天の出来事を胸に刻みながら献げました。イエスは人としての姿を地上にはしばらく見せなくなりますが、その生涯を通して証した神の愛の力が、次は聖霊として世に遍く働き、神の平和を実現するまでわたしたちと深く関わる時代となります。具体的には敵も味方もない交わりとして世の民をひとつにする時が始まりました。愛に満ちた平和を実現する人々のわざがますます力を授かるよう祈ります。
ところで本日はリモート礼拝をお献げくださった教会関係者のみなさまにはお詫び申しあげなくてはならない案件があります。それは奉仕者であるSさんの献金感謝と献身の祈りの折に、リモートワーク用のマイクのケーブルがコネクターから外れてしまい、せっかくのお祈りを分かちあえなかったことでした。これはひとえに備えにあたった牧師の不手際によるもので、心よりお詫びするほかありません。ご迷惑をおかけしまことに申し訳ございませんでした。
さて五月の礼拝も本日で終わり、次週からは六月を迎えます。眩いばかりの夏らしさは歓迎すべきですが、同時にわたしたちは風雨による災害の季節を迎えたとも言えます。暑さの中で身体の衰えや疲れを覚えることもあるわたしたちですが、紫陽花の花のように雨に濡れながらも凛として神さまの祝福の中を歩みたく存じます。互いに祈りあい、支えあいましょう。励みの中にある人々に安らぎを、悲しみの中にある人々に喜びを、不安と嘆きの中にある人々に深い癒しを祈ります。みなさまの新しい一週間に、神さまがともにおられますように。世界に神さまの平和の実現を祈り、そのための歩みがますます祝福されますように、みなさまもお祈りください。