2023年も折り返しを迎えた今朝、おかげさまで聖霊降臨節第6主日礼拝を献げることができました。夏日の予報は大当たりで、礼拝堂ではクーラーと扇風機が大活躍。涼やかさを感じつつの礼拝でした。
礼拝説教のテーマは「一期一会の喜び」。イエスに癒された10人の重い皮膚病の罹患者のうち、喜びとともにイエスに感謝したのはサマリア人一人だけだったという話。この様子を不本意に感じていたのは誰よりもイエスの弟子ではなかったか、というメッセージでした。
教会の交わりの熟成は時に凝り固まった態度からは「招かれざる客」として見なされる方々との出会いを通してより深く醸されます。その意味で伝統「主義」に立つ集いは排除の論理に立ちがちです。
しかしながらこの三年間のコロナ禍によって、そのような硬直したありかたを神が打ち砕かれたように思います。
本日の礼拝後には役員会の拡大版に相当する「教会の活動を考える会・伝道委員会」を開き、教会の将来を建設的に語りあい考えました。窮するほどに注がれる神の恵みに感謝しながら、「戻らぬ9人」のためにも席を整える交わりでありたいと願います。みなさまの新しい一週間に主なる神がともにいますように祈ります。