2023年7月23日日曜日

聖霊降臨節第9主日礼拝を献げることができました

おかげさまで聖霊降臨節第9主日礼拝を献げることができました。梅雨も明け日差しの強い一日となりましたが、礼拝に集中し祈りに励む大切な日となりました。
 

本日の礼拝では互いに争いあう12弟子がいた一方で、イエスと弟子たちを黙々と支えた女性たちの群像に触れました。その上で教会のわざのありようは「命令」にではなく「奉仕」であると確認しました。
 

人の集まりとしての教会のみならず、カルト化した宗教にありがちなのは組織の一部の人による「命令」により運営されるという点にあります。他方でイエスと弟子たちを支えた女性たちのわざの特徴は「奉仕」にありました。奉仕は多様性にあふれ、各々の賜物が喜びとともに活かされるところにその豊かさがあります。
 

「強いられた恵み」などというレトリックにごまかされない、喜びにあふれた交わりをじっくりと育みたいと願います。同調圧力の只中にありながらも、その力に惑わされず、みことばに聴きしたがう者として新しい一週間を過ごせますようともに祈りましょう。