2023年7月30日日曜日

聖霊降臨節第10主日礼拝を献げることができました

おかげさまで聖霊降臨節第10主日礼拝を献げることができました。七月をしめくくる礼拝となり、2023年も折り返してはやひと月を経ました。
 

相変わらずの酷暑の中を歩いて礼拝に集うてくださった方々、リモート礼拝によりお祈りくださった方々、病床にあってなお祈りを献げてくださった方々に心より感謝申しあげます。

続く暑さにより身体がバテてまいりますと、信仰とは『聖書』を前にしての決断だとの言葉が時に空々しく響くときがあります。むしろそのような決断がすべてではなく、様々な紆余曲折の道の中でこそ、キリストが助けてくださるように思います。
 

「どうしてキリスト者になったのか」「どうして牧師になったのか」との問いかけに、稲山は「出会いです」と答えるようにしています。再現不可能な「出会い」の中で、こちらの事情を何ら忖度しない神の招きの中でなんとか今日まで歩んでこれました。みなさまもさまざまな破れを抱えて、ご自身の願いが頓挫する中で、あらためてキリストと出会われたのではないでしょうか。
 

思わぬところから訪れるキリストの助けは、思い通りにいかないところから始まります。みなさまの新しい一週間に困難が立ち塞がるならば、そこにこそ神の助けの機会が隠されています。この一週間にキリストがともにおられますように祈ります。