12月27日(日)の礼拝をもちまして、2020年の教会のわざを全うすることができました。
さらには、例年になく教会員を天に見送った年ともなりました。しかしこの悲しみは、礼拝が単に世にいるわたしたちだけでなく、召された教会員や教会関係者とともに献げ続けるわざでもあることをあらためて確かめずにはおれませんでした。
現時点では新型感染症はその勢い衰えるどころか、ますますその影響を深く国家や社会に及ぼし、隠されていた諸問題をあらわにし続けています。直接病に罹患して天に召される方の報せだけでなく、生きづらさに苦しむ方々の声を聞かない日はありません。
けれども、いや、だからこそ、救い主イエス・キリストは世に遣わされたのだとの確信に立ちます。生きづらさの理由にされがちな傷つきやすさを、神様は豊かに祝福してくださいます。
「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる」!
降誕節を迎えたこの時、新しい新年を待ち望みながら過ごしましょう。