2024年12月22日日曜日

クリスマス礼拝を迎えることができました

おかげさまで今年もクリスマス礼拝を迎えることができました。昨日は冬至を数え夜が最も長い日にあたりましたが、その闇を破るかのような朝日のもと御子イエス・キリストの誕生を祝う礼拝を献げました。
 

昨夜にはクリスマス燭火夕礼拝を献げた後の礼拝でしたので、普段にも増して多くの方々が出席されてこの日を迎えられたのは大きな恵みでした。
 

さてみなさまはクリスマスイヴは12月24日、クリスマスは12月25日だとの固定観念を抱いてはおられないでしょうか。確かに祝日として固定されたクリスマスからすればそのような理解となり、一般的でもあるのですが、教会ではあくまでも聖日礼拝との関わりの中でクリスマス礼拝の日を見極めます。ですので場合によれば今年のように移動聖日という見定めにもなり得ます。これはイエス・キリストの復活を祝うイースターも同様です。イースターは月齢と関わりながら定めてまいりますのでさらに移動がダイナミックになります。

別に百貨店やスーパーで行われるクリスマスイベントが間違いだとは申しませんが、わたしたちはより『聖書』の言葉に誠実であろうとした結果、毎年のようにクリスマスの礼拝を献げる日が変わることとなります。確かにピーアール上は不便かもしれませんがそれでもよいだろうと考えるのです。

思えばヨセフの故郷であるベツレヘムの街道沿いの宿場町では、マリアもみどり児ヨセフも平安を得られませんでした。みどり児イエスは宿場の家畜小屋の飼い葉桶に生まれました。その誕生を具体的に知る者は両親と羊飼い、三人の博士、そして天の御使いをおいて他にはおりませんでした。

このように隠されたところにお生まれになったイエスだからこそ、わたしたちには知られない悲しみや苦しみ、痛みを分かちあう救い主としてのわざに励んでくださったのだと感じ入ります。どのようなところにいても「あなたはひとりではない」と語りかける救い主がお生まれになりました。心より歓びたく存じます。メリー・クリスマス❗️