おかげさまで聖霊降臨節第1主日礼拝、すなわちペンテコステ礼拝をこどもの日・花の日礼拝と重ねてお祝いしました。礼拝堂には教会員・教会関係者とならんで、こども園の職員の先生方・園児さんや保護者の方々もお越しくださり、今働く神の愛の力である聖霊がキリストを通してわたしたちに注がれている喜びを確かめました。
「神」や「イエス・キリスト」に較べて「聖霊」とはわたしたちに馴染みの薄いことばです。しかしこの聖霊なくしてキリストとわたしたちとの関わりや大切な人々との愛に満ちた交わりを語るのは『聖書』では困難です。
聖霊はしばしば「風」に重ねられます。人が設けた壁や境界をなぎ倒し あらゆる人々との胸ときめく出会いを創造する神の力です。人にとって重要な多様性を尊ぶ交わりは この聖霊のわざなしには考えられないと『聖書』は語ります。
大切な関わりは目にこそ見えませんが だからこそ人にとって不可欠な「思いやり」や「誰かを慈しむ気持ち」は疎かにはできません。聖霊とは現代人に求められる関係概念でもあるのです。
礼拝ではこども園職員による創意工夫に満ちたプログラムが展開し 出席したこどもたちの笑い声にあふれました。きっとイエス・キリストの周りにも こどもたちの笑顔が絶えなかったことでしょう。
礼拝後には教会学校を中心にして日ごろからお世話になっている公共施設・社会福祉施設に感謝のお花をお届けしました。
今週から本格的に梅雨を迎えるとのことです。みなさまのお身体が主なる神に支えられますます祝福されますように祈ります。