蝉時雨響き渡る今朝 わたしたちはみなさまのお祈りのおかげで聖霊降臨節第7主日礼拝を献げることができました。
聖日礼拝には新来会者が1名お越しくださったほか 礼拝後には「たけしろみんなの食堂」がありました。
聖日礼拝の説教のテキストは『マタイによる福音書』7章7〜12節。「求めなさい。そうすれば、与えられる」を始めとした箇所。「だから、人にしたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」と終わる本日の聖句。それは名もなき群衆にナザレのイエスが語った『律法(トーラー)』、『預言者(ネビイーム)』という書物。それはその時代のユダヤ教で繰り返し味わわれていた「正典」でした。だからこそ文字の読めない人でも話を聴き、神の愛のわざに励む喜びを分かち合えるとの希望を授けられました。
国政選挙の一日。他者を激しく非難し排除しようとの動きが社会で広まる中だからこそ 異なる民のあいだで 互いに支えあい奉仕する愛情を深めてまいりましょう。キリストが説いたのはまさしく仕えあう奉仕の共同体でした。その交わりは確かに神の愛の統治である「神の国」を先取りしていました。人は変わり世は移りますが主イエス・キリストはその御旨を成し遂げられます。
そのあゆみにどれほど多くの困難を伴おうとも キリストはその交わりの中心にいてくださいます。そこには誰かを切り捨て 見捨てるわざはいっさいありません。
本日も猛暑の一日です。存分に身体を養い 新しい一週間を主なる神に委ねてまいりましょう。
イエス・キリストの祝福がみなさまとともにますます豊かに臨みますように祈ります。