2023年9月24日日曜日

聖霊降臨節第18主日礼拝を献げることができました

みなさまのお祈りのおかげで聖霊降臨節第18主日礼拝を献げることができました。秋分の日を過ぎて秋の訪れを感じながらもこれまで全国に吹き荒れた豪雨災害の爪痕に思いを重ねた礼拝でもありました。 

「世のための教会」とのことばが叫ばれて半世紀以上が経過いたしました。コロナ禍を経て浮き彫りにされた教会の課題は礼拝のリモート化やマネージメントのデジタル化以上の課題をわたしたちに突きつけました。すなわちそれは、地域への働きかけが教会内での自己完結に終わってはいないかとの神の前での確認です。

教会もまた世にある組織として課題を自覚するからこそ、教会員の交わりでのマウンティングや歪んだエリート意識から身を守れるというものです。キリストに根を下ろすとのわざと確認なしには、わたしたちの宣教はカルトの勧誘と大差のないものとなります。

常に足らない者であるとの意識を牧師・教会員がともにしながら、悲しみに暮れる方々への声かけや災害に被災した教会への支援を怠らないようにしてまいります。わたしたちは決して諦めずに神の平和を待ちのぞみ、世にあって祈り続けます。みなさまの新しい一週間に主なる神がともにおられますように。