2021年3月28日日曜日

棕櫚の主日礼拝を献げました。

泉北ニュータウン教会では棕櫚の主日礼拝を献げ、受難週の訪れを胸に刻みました。
キリストの十字架での叫び「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」とは、絶望な苦しみを示すだけでなく、概して世から排除され、隠蔽されていく叫びでもありました。その叫びを人の子イエスの生涯のクライマックスとし、欠くべからざる出来事として描ききった物語の意図を考えずにはおれません。
今の世にあっても苦しむ者の叫びは誰からも顧みられず忘れ去られていきます。けれども福音書に触れる者はそのような態度を許されません。目をつぶり耳をふさぎ逃れようとしても、十字架のイエス・キリストの出来事は決してわたしたちを離さないのです。
年度末・新年度の準備期間には、わたしたちはさまざまな悩み苦しみに苛まれます。貧困は今やアフリカや南米だけにではなく、わたしたちのごくごく身近なところにあります。キリストの苦難と十字架での死にわたしたちは何を重ねていくのでしょうか。
復活のよろこびにつながるその苦しみは、わたしたちの痛みを覆ってやまない苦しみを恐れない神の愛。その愛に押し出されて、新しい1週間を始めましょう。



2021年4月4日(日) 礼拝予定

-イースター礼拝-
復活節第1主日礼拝

時間:10時30分~
場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂
説教:「悲しみの闇は吹き消され」

聖書:マタイによる福音書28章1~10節

讃美:146(1,4), 148(1,2), 540.
今週の祈祷会とキリスト教入門講座は、休会となります。


2021年3月21日日曜日

受難節第5主日礼拝を献げました。

主なる神を讃えます。

宮城県沿岸部に起きた地震に 東日本大震災の記憶を重ねた夜が明けて迎えた日曜日。受難節第5主日礼拝を献げました。
聖書の箇所はイエスの二人の弟子の母親が、息子たちの将来に口を挟むことにより、弟子の交わりに亀裂が生じるという物語でした。

わたしたちの心根に巣食う、他人を蹴落としてでもわが子のためにという情念は、母親の愛情が加わるほどにいっそう激しさを増すとの言葉を教会の交わりの中で聞きました。

牧師には子が授からなかったこともあり、実に説得力をもってその言葉は響きました。
キリストはその素朴で激しい願いに向き合いながら「偉くなりたい者は仕える者となれ、一番上になりたい者は、皆のしもべになれ」と諭します。

聖書の物語の中で、人は傲慢さをその身から拭うことはできません。他方で神の御子キリストは、自らを奴隷の姿に身をやつして人々に仕えました。その苦しみは十字架での叫びに示されています。本来なら人々から忘れ去られていくはずの姿がそこにはあります。

キリストの復活のときを待ちながら、わたしたちは過ぎにし2020年度を振り返ります。新型感染症だけでなく、自然災害や政治や社会の混乱の中でうめき声をあげずにはおれませんでした。

だからこそキリストに従うあゆみを忘れずに、自らが絶えずどん底にいるとの認識を大切にいたしたく存じます。
これ以上落ちようのない底の中で、キリストは救いのわざを完徹されるからです。奴隷に身をやつされたキリストには、わたしたちとともにおられる神の姿がありありと浮かびます。

みなさまの新しい1週間が神様に豊かに祝福されますように。新年度への備えが平安のうちに整いますように祈ります。

2021年3月18日木曜日

2021年3月28日(日) 礼拝予定

-棕櫚の主日礼拝-
受難節第6主日礼拝


時間:10時30分~
場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂

説教:「神に見捨てられたキリスト」
稲山聖修牧師

聖書:マタイによる福音書27章45~56節
讃美:136(1,2), 136(3,4), 539.


今週の祈祷会とキリスト教入門講座は、休会となります。

2021年3月14日日曜日

主なる神を讃美します。

受難節第4週を迎えました。泉北ニュータウン教会では晴天のもと礼拝を献げられましたのもみなさまのお祈りのお陰と存じます。
この喜びが決して当然ではないことは、緊急事態宣言下のみならず、10年前の東日本大震災を思い出しながら痛感しております。

聖日礼拝の奏楽も自動演奏機からオルガン演奏へと移り、少しずつ教会暦にふさわしい雰囲気が育まれつつあります。
けれども、いつ何が起きてもおかしくない。この思いはこの一年のあゆみの中で一度も忘れませんでした。

三度にわたり聖日礼拝を休止しないために、現行の動画配信に加えてライブ配信を準備中です。遅ればせながらの対応ですが、礼拝はすべての年齢層に属する方々が献げられるもの。デジタルディバイドを起こさないのが重要だとの認識に立っています。礼拝の要は特定の年齢層の現実でも、バーチャルリアリティでもなく、イエス・キリストが明らかにした神の恵みの現実です。
この現実の中を、受難と復活のキリストとともにあゆんでまいりましょう。

みなさまの1週間に主なる神がともにおられますように。

2021年3月21日(日) 礼拝予定

受難節第5主日礼拝

時間:10時30分~
場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂
説教:「人の尊大さ、神の謙虚さ」
稲山聖修牧師

聖書:マタイによる福音書20章20~28節
讃美:138(1,2), 240(1,3), 539.

今週の祈祷会とキリスト教入門講座は休会致します。


2021年3月11日木曜日

2021年3月14日(日) 礼拝予定

時間:10時30分~
場所:泉北ニュータウン教会礼拝堂
説教:「世の禍を背負う栄光の救い主」
稲山聖修牧師

聖書:マタイによる福音書17章1~8節(新約聖書32ページ)
讃美歌:244(1,3), 247(1,3), 539.


2021年3月7日日曜日

聖日礼拝を再開しました。

主の御名を讃美します。

近畿地方での緊急事態宣言の解除を受けて、泉北ニュータウン教会では聖日礼拝を再開しました。
教会暦は受難節ですが、まずは感染症対策を優先して、自動讃美歌伴奏器ヒムプレイヤーによる伴奏と、牧師のみによる司式から再開の第一歩を始めました。神様に礼拝を献げる喜びを、出席者みなで分かち合いました。

同時に、今なお感染症対策に苦悩する教会の葛藤に心をよせ、さらには今週に迎える東日本大震災10年の記念の祈りを献げました。
説教要旨や動画でも触れました通り、被災地の方々や避難者の方々を苦しめる「風評」をキリストも浴び続けた受難の歩みに触れずにはおられませんでした。

未曾有の被害者をもたらした東日本大震災、未曾有の困窮をもたらした新型コロナウイルス感染症。やり場のない悲しみや悩みの中にある方々にこそ、主なる神はともにいてくださるとのメッセージを共有いたしました。

受難の御子イエス・キリストを通して示された神の愛の現実の中、悩みの中にありながらもわたしたちにはいのちの希望が備えられています。
不条理な悲しみの中で天に召された犠牲者の方々は、死に勝利されたキリストとともにあります。

みなさまの新しい1週間の歩みに、神様がともにいてくださりますように祈ります。