2020年4月6日月曜日

「新型コロナウィルス感染症に伴う注意喚起について第二信」を受けて

2020/04/05

日本基督教団泉北ニュータウン教会

牧師 稲山 聖修

主の御名を讃美します。
 2020年3月27日付に、日本基督教団石橋秀夫教団総会議長、秋山徹教団総監事名義で「注意喚起」声明第二信が出されました。※詳しくは「日本基督教団」公式ホームページに掲載されています。その中では教会活動の基本は毎主日の礼拝であると記されながらも、同時に礼拝が「感染リスクの高い環境」であることが指摘され、礼拝を献げる場合での時間短縮やエタノール液等による殺菌消毒、換気の徹底など「可能な限りの感染リスク減少の対策」が要請されています。

 また、第二信では具体的な礼拝のありかたが参考例とされていますが、その中には新型コロナウィルスの流行が落ち着くまで聖餐式を「取りやめる」という事例が紹介されています。

この事例に倣い、泉北ニュータウン教会ではイースター礼拝を含めしばらく聖餐式の実施を延期いたします。

 さらに4月10日(金)午後7時30分予定の受難日礼拝は開催時間が夜となり、換気のために窓を開けた場合、冷気が入り込み体調に何らかの課題を抱えておられる方に、往路復路の道のりも含めてご負担をかける可能性が高いという、コロナウィルス感染以外にも罹患リスクが高いことから今年度は休止いたします。プログラムとメッセージ要旨を作成しておりますので、お持ち帰りくださりご家庭で主のご受難を心に刻んでくださりますように。

他に想定される事例としては、万が一にも牧師・教会員・関係者にPCR検査で陽性反応が出た場合があります。その際には会堂施設が消毒の対象となり、礼拝が教会の建物では行えなくなります。したがってこの場合にも各家庭で在宅礼拝を行なってくださるようお願いします。これは礼拝の中止や休止を意味するものではありません。会堂での礼拝が可能になり次第、緊急連絡網でお知らせいたします。

さらに想定される事例としては感染規模の一層の拡大に伴い、国から「緊急事態宣言」、あるいは大阪府・堺市から「都市封鎖(ロックダウン)」が発令され、対象区域として泉北ニュータウン教会を含む地域が指定された場合は、ご自宅での礼拝を行なってくださりますようお願い申しあげます。発令時には泉北ニュータウン教会の緊急連絡網で連絡をいたします。「緊急事態宣言」の発令や「都市封鎖」の発令が解除された場合は会堂での礼拝を再開いたします。この際も泉北ニュータウン教会の緊急連絡網を用います。ご注意ください。

平日の定例集会につきましては、祈祷会も含め全て延期といたします。

新型コロナウィルスは変異しながら広がりつつあります。教会員のみなさまには基礎疾患をおもちの場合、またお身体に少しでも違和感を覚えた場合は、礼拝出席をお控えくださいますようお願い申しあげます。

教会員のみなさま、教会関係者のみなさま、ご家族のみなさまに、イエス・キリストに示された主なる神の平安と励ましを祈ります。