2021年10月31日日曜日

降誕前第8主日礼拝をお献げできました

主の御名を讃美します。みなさまの尊いお祈りとお支えのなか、降誕前第8主日礼拝をお献げできました。本日は宗教改革記念の日であるとともに、国政選挙の日でもありました。


早朝は雨がちではありましたが、時が経つにつれて青空も雲間に映えるようになりました。霧が晴れて陽の光の射しこむ礼拝でした。

未だコロナ禍の疲れからは解放されてはいないわたしたちですが、それでも主なる神のいのちの希望のもと暮らしの再建に励みたく存じます。イエス・キリストが示した神の愛は、常に神自らの公共性とわたしたちの身体性とをともにし、豊かに養ってくださります。

決してきれいごとでは済まない世に生かされて、時に涙を流すわたしたちです。しかし崩れ落ちそうになるたびに神さまはわたしたちを自らとの交わりへと招き、祈りを聴いてくださります。その祈りが憤りや嘆き、うめきであったとしてもです。

明日から新たな月を迎えます。今年も残りふた月となりました。新しい週と新しい月を、みなさまが神さまの恵みのもと祝福されて歩まれますように。

たとえわたしたちが誠実でなくとも、キリストは常に真実でおられます。神のことばはとこしえに立つのです。

主にありて