2022年4月24日日曜日

四月最後の聖日礼拝をともに献げることができました

 復活節第2主日礼拝、すなわち四月最後の聖日礼拝をともに献げることができました。ありがとうございました。泉北ニュータウン教会では、本日の礼拝の中で、こひつじこども園職員と放課後等デイサービスこひつじの職員任職式をも執り行いました。園児さん各々を育み、また神さまから尊い特性を授かったお子さん各々に向き合う職員の方々の働きは、何ものにも代えがたい喜びに溢れています。同時に、いのちに関わる予想外の出来事に日々備える覚悟が問われます。
 

 人の思いだけでは成し遂げられないこの働きは、キリストに根ざした神への祈りと支えなしには成り立ちません。またこの働きは地域社会にキリストの愛を証しする役割をも担っています。

 泉北ニュータウン教会の創立者・土山牧羔牧師は、こども園の前身であるこひつじ保育園と教会との関係を「車の両輪」に重ねました。車輪のシャフトになるのがイエス・キリストであり、教会員の祈りと交わりです。
 

 良好な関係にあったはずの福祉施設と教会が各々特化するあまり分断され衰退していくケースが数多ある中で、あえて互いに支えあう関わりを維持するエネルギーは並大抵のものではありません。その関係を半世紀にわたり維持・発展できたのは他ならぬ神の恵みあればこそかと心得ます。数多の祈りの支えなくしてはこの事業の継続も困難だったかと顧みます。

コロナ禍やウクライナ戦争の報道の陰で「今日をどう生きればよいのか」と呟く声は決して絶えません。その声に耳を傾けながら、あらためて神を讃美しつつ新しい一週間の展望を授かりました。みなさまのお祈りに重ねて感謝申しあげます。今後ともお祈りくださりますように。