2022年12月4日日曜日

待降節第2主日礼拝を献げることができました

みなさまの尊いお祈りのおかげで、待降節第2主日礼拝を献げることができました。日毎に冬の訪れを感じるなか、二度目のアドベントを迎えることができたのも、主なる神の支えとみなさまの見えるご奉仕、見えざるご奉仕によるほかないと感謝します。すべては神の恵みへの感謝と祈りにあふれています。


このところ保育をめぐる悲しい報せが相次ぎ、わたしたちも福祉のわざと連なる教会でもあるところから、他人事として憤るというよりも心のなかで常に涙を流しています。被害者となったご家庭も加害者である事業体も、目で見る限りでは人間としてわたしたちと変わらない組織です。万が一組織としてわたしたちとの違いがあるとするなら、いつも紙一重のところで創立者土山牧羔牧師に連なる「キリストに根ざす愛の証し」に支えられ助けられているとしみじみ感じ入る次第です。繰り返しますが、日ごとのすべてのわざは、キリストを頭とした教会に深く根ざしています。
 

今朝は、ある教会員がご自宅の庭で収穫された柚子をご持参くださり、礼拝に出席されたみなさまにお分けくださりました。おかげさまで冬至に向かう寒さを乗り越える豊かな実りを授かるにいたりました。
 

乾燥した地域でもあったベツレヘムのよるの冷え込みはただならなかったことと存じます。嬰児イエスはその寒さの中で世に生まれ、あたたかな神の愛の力をわたしたちに授けてくださりました。
 

慌ただしさのなかで人と人の関わりが冷え込む師走の候、キリストのご降誕を待つアドベントにはやわらかな希望の光が灯されています。いのちの光を尊ぶ交わりをこれからも育みたく存じます。

みなさまの新しい一週間に、主なる神がともにおられますように祈ります。