2023年10月1日日曜日

聖霊降臨節第19主日礼拝を献げることができました

 みなさまのお祈りのおかげで聖霊降臨節第19主日礼拝を献げることができました。十月の始まりを聖日礼拝にて始められることに感謝を覚えます。そのことと同時に、本日の礼拝が世界聖餐日でありキリストを頭とした世界の教会とともなる礼拝でもあったところにも感慨深さを覚えます。
 

 本日の礼拝メッセージの鍵を端的に申しますと「無関心」と「独占欲」からの解放でした。世界規模の戦争になりかねない地域紛争だけでなく、身近なところに潜む貧困にわたしたちは無頓着になりがちです。
 

 そればかりかわたしたちは日々の暮らしを言い訳にして無関心決めこもうとします。その隙間につけ入ろうとするのが「神ならぬ者」の影です。

 力による正義や豊かさは『聖書』においてはやがて廃れていくものだとして見なされます。却って弱さの中にこそ真理は宿ると福音書の書き手はこぞって語ります。
 

 主なる神にある「落ち着き」の中で残り三ヶ月となった2023年を過ごしてまいりましょう。過酷だった夏の疲れの出る時期でもあります。主なる神がみなさまとともにおられる一週間でありますように祈ります。